| 絶不調男 |
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金曜夜に酒を飲んで家に帰ったあたりから体調が悪くなり、土日は極度の下痢で寝たきり。起き上がるのもやっとで身体に力が入らない。 Wikipediaによると原因としては
食べ過ぎによる消化不良 歯痛・早食いによる消化不良 腐敗したものを食べた事による食あたり 毒キノコや貝毒などの有害物質による食中毒 O157・ノロウイルスなどの細菌やウイルスに経口感染して起こる食中毒 腹を冷やしたり、食後にベルトを締め付けすぎた時など 神経性の消化不良 過敏性腸症候群などに代表される体質 不安障害による心身症として 便意を我慢し過ぎる事による大腸の異常活動 海外で日常食べ慣れないものを多量に摂取した 医薬品の副作用
2・3当てはまる原因がありそうだが、正露丸や梅干がいいと聴いたことがあるので試してみる。それにしても極度の疲労や体力消耗と気力が抜けていく様子は、人間が衰弱して死んでいく時の過程に近いものがあるだろうと「始めはこんな感じかなあ~」と情けないことを思ったりする。 午後、いきなり友人の緒方君が訪ねてきて暖かいお茶をくれたがしっかりした応対が出来ず、帰ってもらう。申し訳なく思う。
夕方、郵便受けを見てみるとTV asahiから郵便物が・・・・、開けてみるとCD。一度、沖仁というフラメンコ・ギタリストに興味がありCD屋に行ってアルバムを探してみたが無くてレンタル屋にもない。ある朝、起きてTVを点けると「題名のない音楽会21」に彼がゲスト出演。素晴らしい演奏。 「そんなに激しく弾いていると爪がボロボロになりませんか?」という司会者の質問に「釣り用の接着剤を爪に塗っているんです、海外の人たちにも買って行くがとても好評なんですよ。」というようなことを言っていた。そこまでやっているのかと感心し、さすがプロだなあと思う。自分の音を奏で続けるために生涯塗り続けていくのであろうか? 番組の終わりにプレゼントコーナーがありCD「ナシミエント~誕生~」が。生まれてこのかた、応募などしても当たったことは一度も無いが、たまたま残っていた未使用の年賀はがきに書いて応募したら当たった ― なんとも不吉。 まあ、オレが苦しむのを見て神様がちょっぴり情けをくれたものか? 下痢をしながらフラメンコ・ギターを聴いたわけだが、 いいCDである。
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5月13日(日)21:07 | コメント(2) | 音楽・本&雑記 | 管理
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| 退屈しのぎの不幸 |
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友人の見舞いにさぞや退屈だろうと、読み物などを調達してあげようと思いコンビニに寄る。目にとまったのが『ニッポン不幸カレンダー』という本。イマドキ安い紙質と安そうな印刷が魅力か?小さすぎて読めない字もある。無理矢理日にちを埋めてあるようなところもある。何故不幸かよくわからない記事もある。 出版社/著者からの内容紹介 ◆あなたが生まれた日、誰かが死んでいる--事件・災害・芸能・歴史・スキャンダル!マル特ボリュームでバッチリ366日不幸一覧◆本書が扱う「不幸」は事件、災害、有名人のスキャンダル、政治家の失言や汚職、歴史的出来事など広汎におよぶ。一日一度は本書を開き、その日に起きた不幸をながめて、蜜のごとき味わいを享受するのはもちろん、明日は我が身と気を引き締めるような使い方をしていただければ幸いである。
病気で少し気が弱くなっているかもしれないから、この本を読むと「まだまだ俺の病気なんか不幸のうちに入らない」と もしかしたら思ってくれるのではないか?・・・・という期待。 また友人はモノ書きという仕事柄、もしかしたらネタ探しや今後の創作の足しになるかもしれない。
で、さっそく買った。
1月1日:初詣客が殺到、将棋倒しに124人が死亡・・・・出だしとしては正月元旦からこんなことか。
1月7日:ゾウ凍死2頭 1月16日:勝新、パンツに麻薬 1月25日:源頼朝、落馬 2月20日:有森裕子&ガブリエル、ゲイ告白会見 7月24日:たこ八郎、海に帰る
などはまだいい
6月13日:太宰治、入水心中 7月24日:「ぼんやりとした不安」芥川龍之介、自殺 10月22日:「汚れちまった悲しみに・・・」詩人 中原中也 死去
文人というやつらは・・・・
1月9日:女学生が三原山に身投げ 自殺のメッカとなる 2月2日:法廷で復讐劇 被害者が加害者を刺す 2月28日:総会屋と絶縁図るも暴力団に切り殺される 4月23日:全27個・20cm核に切り揃えたバラバラ死体見つかる。 11月6日:東大卒父親が息子をバットで殴り殺す
となるともうイケナイ、これを読むうちに友人の心に暗い影が落ち、様態が悪化したら責任はとれない。 ついつい買いはしたが、買わなかったことにして週間文春を一冊だけ持っていってやることにした。
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5月2日(水)01:37 | コメント(0) | 音楽・本&雑記 | 管理
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| ふと |
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音楽をやっている友人に昔、「お前は弦楽器の音にすげえ敏感だよなあ・・・」と云われたことがあるのを思い出した。と云われてもこれと言った心当たりはない。彼の前で、バイオリンやチェロが好きだと言ったこともないし特定のギタリストが好きだと言ったこともない、音楽について語ったことも無かったのにそれから26年ほど経過して、家で大事にしながらよく聴くCDは確かに弦楽器モノが多いのに驚く。根拠は思い当たらないのに友人は正しかったのかも知れない。 昨日は神楽坂に行く途中、大江戸線新宿西口改札内で小さな顔に帽子を目深に被り、とても痩せ細ったギター弾きが演奏をしていた。こちらは仕事に遅れそうな状態で彼の前を小走りに通過し急いでホームに駆け下りたが、妙にギターの音色が耳に残ってしまい、急いで引き返して 咄嗟にCDを買いもとめバッグに放って引き返した。電車に飛び乗り神楽坂へ ― 仕事を終え、下高井戸にて久しぶりに友人達と待ち合わせて酒を飲む。飲み終えて帰って例のCDを聴く。前日眠れずに疲れて聴くCDはまた心地好く永久に眠ってしまってもいいと思うほどの心地好さ。いや眠いせいではない、「弾く一音一音が減衰していく様が好きなのです。」といったある若いギタリストの言葉に頷けるほどギターの音は鮮やかで儚い。上手く減衰させるには出も大事、艶やかに咲かせた桜が綺麗に散るほどに・・・・・
失業予定だった12月に仕事が舞い込んだ。 年が越せる。
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10月20日(金)01:05 | コメント(0) | 音楽・本&雑記 | 管理
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| 細雪にとろける・・・・ |
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仕事ではいつも客観的見地にいるつもりだが相手がいることなので待たねばならない。一日置きたい・・・と言うことなので一日休む。久しぶりに掃除をしたり年賀状を数枚書いたりしていて、急にポーリン・ケイルという人の「映画辛口案内」が読みたくなって本棚の奥を探したが、以前嵩張った本を田舎に送った中にそれも入っていたことを思い出してがっかり・・・・貧乏暇なし書物を置いとく場所もなし。でも読みたかったので<日本の古本屋>というサイトから置いてある古書店を探し出して下北沢まででかけてみる。あった、美本が。さっそく市川崑の『細雪』のページを開く。・・・・もう七十歳近い(当時)市川監督は-『鍵』、『野火』、『雪之承変化』、『東京オリンピック』を含む七十本以上の作品歴がある-映画技術に通暁した、さりげない表情の通人であり、観客を彼の世界にひきこんでしまう。『細雪』にはこれといった物語がないように見えるが、何かが欠けている感じはない。最初のうち、あなたは自分のまったく知らない魅惑的な世界の盗視者になった気分を味わう。しかし、やがて自分がこの映画をたんにながめているのではないことに気づく― あなたはこの映画のリズムに心地よく身をゆだね、かずかずの難所をらくらくと通過している。市川は、蒔岡姉妹の繊細な美を謳歌すると同時に、彼女達のポーズや、彼女たちの礼儀正しさに、なにかほほえましい倒錯性があるのを感じさせる。彼はサブリミナルに近い技巧をもてあそぶ。あなたは目のすみになにかを見てとるが、それをどう解釈していいのかわからない。(略)市川の仕事ぶりには、意気揚々とした純粋さがある。この高齢監督は、おおぜいの若手監督が口で主張していることを、ちゃんと実行している。イメージの音楽を作っている。そのテーマは、室内では真珠色と象牙色の濃淡、屋外では色彩の爆発―桜色と紅葉色と赤みがかった紫色―で表現される。市川はわれわれが音楽的に理解できる映画を作り、しかも、俳優達をゾンビに変えず、堕落と美とユーモアとが渾然一体となる彼独自のセンスを失わずに、それをやってのけた。(-抜粋-)・・・・・・今度は急に『細雪』のDVDが欲しくなった。ウチにあるのは香港版で色がちゃんと表出できていない。実は国内版DVDもなかなか実際の色が出せなくて苦労したと聞いた。褪色が進んでいることも理由の一つらしい。映画『細雪』のことを思うとウットリする・・・・オヤジ(苦笑)なのだった。
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下北沢に出たついでに日比谷まで行き『秘密のかけら』を観て帰る。
家に着いて司馬遼太郎の『街道をゆく~台湾紀行』に出てくる老台北こと蔡焜燦著『台湾人と日本精神(リップンチェンシン)』が読みかけだったので読み終える。愛国という言葉を使うのは自分にはいささか気恥ずかしい感もあるが、かつての日本国民として教育を受けて育った著者の日本に対する愛情の深さには頭が下がるばかりだ。台湾の近代史も少し見通すことができるし、地理的・軍事的重要性も指摘される。また中でちょっと触れる台湾映画『多桑』(トウサン=父さん)という映画は日本統治時代に育った父親の日本に対する思慕やあこがれを描き、生きてるうちに日本へ行って富士山を見てみたいと願う父さんの話らしい・・・・VIDEOを探して見てみたい。
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12月28日(水)09:39 | コメント(0) | 音楽・本&雑記 | 管理
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| アメマチ |
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スガワラヒロアキの『アメマチ』というCDに嵌っていてこのごろ毎日聴いている。彼は音楽プロデューサーやアレンジャー、エンジニア、ギタリストをしているせいか、いろんな音がさりげなく曲に彩りを添えていることに驚く。聴く度にさまざまな音の発見がある。音を職業にしていられる人が羨ましいと思うぐらい嬉しい。「かわいてしまった」「まち人ブルース」「人魚」がけっこう好きだ。詩の世界も独特なものがある。
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「(抜粋)好奇心のまま音楽界を放浪する菅原弘明。奄美島唄の現代的解釈など、ポップス・フィールドにとどまらないアレンジ・ワークの他、比屋定篤子・笹子重治との「フィントン」、インストアルバム「レインギター」、ホッピー神山らとの「ザ・サボテン」などのジャンルを超えて作品を発表してきた。今回はシンガーソングライターとしてのソロ作品!アコースティックギターとボーカル、パーカッションのシンプルなスタイルに、オーガニックなアンビエントがブレンドされたフォークミュージック。センチメンタルシティーロマンスの吉井延隆がペダルスチール、二胡で参加。」
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12月13日(火)15:41 | コメント(0) | 音楽・本&雑記 | 管理
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