| 踊るトイレット・ペーパー |
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三日目になるがちっとも治らん。こんなにトイレットペーパーの減りが早いのも凄いなーと感心しながら半分は不安である。バンドー君が「O-157が以前より強力になって流行しているらしいですよ、はやく病院へ行った方が・・・」との脅しに「それだ!」と心で叫びながら目の前にある内科・小児科と書かれた病院へ走る。看板には診察時間9:00~6:00と書かれてあったが時計は6:22だった。恐る恐るドアを開け中に入っていくとダンボール箱を抱えた齢86・7のヨレたジイ様が片付けものをしている。「もう終わりでしょうか?」とたずねると「いいよ」という。彼はゆっくりとダンボール箱を傍によせると手も洗わず普段着のまま診察室の椅子に座り、保険証番号や住所を用紙にゆっくりゆっくりと書き付けた。「もう三日も下痢が・・・トイレは一日5回も・・・」と症状を話すと「トイレは3回かぁ・・・感染性か風邪か食べ物」とつぶやいて診察台に寝かせて腹をさすったあと「お腹は痛くないですね?薬を出しましょう、あと2日で治ります」と云う。「あのぅ~正露丸を呑んでたんですが・・・」というと「あれは殺菌の薬だからね」とスグに待合室にやられたあと、大声で「先生、原因は?」との問いに再び「感染性か風邪か食べ物」とだけ云い、数が滅法少ない薬棚からノロノロと三種類の錠剤2日分を選り出したその後姿に(間違った薬を出されたらどうしよう、家に帰ったら絶対に薬名をネットで確認しよう)と心に決めた。耳も遠くてなんだか不安だらけの老いぼれたヤブといった趣で診療代1500円を払ってそそくさと家に帰った。帰った途端 便意をもよおし早速トイレに駆け込んだが、気がついたら診察券も領収書も渡されていなかった。「しまった!」と思ったが「まあ、いいかぁ~」とも思う。これはもうウンだめしなのである。
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5月14日(月)20:35 | コメント(0) | 雑記・日記 | 管理
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