MANOSTIJERAS
 
日常の瑣末な事柄など・・・・
 

簡単ファイル共有の時計付きファイルマネージャ―


映・DVD・V&雑記

最終兵器・鈴木則文?あるいはシネマヴェーラ

 失業状態に突入し、気分的に開放されたものなのか 将来への不安がもたらしたものなのか 体重が4kg減った。ウェストも細り出してズボンがいつもの位置から相当ズリ落ちている。ベルトの穴を調整しなくては・・・・へその辺りを隙間風が通るような感じがして風邪でも惹くのではないかと不安。きょうもまたやることがないので(苦笑)渋谷に映画を観にいく― 映画の中で「やることが無くて時間があり過ぎ、考えることが多過ぎて死んだ」というような意味のセリフがあったと記憶するが痛い言葉だ。25年ぶりの再見であろうかベルトリッチの『1900年』。総時間316分の作品だからとてつもなく長い映画。少々体力的不安を抱いて栄養ドリンクを買って臨むがそんな心配など要らなかった。あっという間に終わった感じで飽きさせない。  ― 1900年の同じ日に全く逆の宿命を背負って産まれた二人の男の子の人生を借りて描く20世紀のイタリア史・・・・地主と小作農民との階級闘争や左翼とファシズムの抗争などを描いたもの。以前観た時(1981)は20歳そこそこだったので偏った一面しか見えなかったが(海外は76年公開)、今は多少成長したのか、人それぞれの生き様や宿命が痛いほど胸に刺さってくる。人はなんと純粋で愚かなたくましさをもった動物なのであろうか・・・・
ロバート・デ・ニーロとジェラール・ドパルデュー / バート・ランカスターとスタンリー・ヘイドン / ドナルド・サザーランドとラウラ・ベッティ / ドミニク・サンダとステファニア・サンドレッリ・・・・誰もが印象深いが特にサンダは何故にというほど美しい
とにかくこの映画を観終わったあとは暫くボーッとしていたい。 少し泣きたくなりました、たぶんラストシーンのせいかもしれません。
DVDが発売されたらスグに買っちゃいそうな一本です。

 映画の帰りにあるチラシが目に着いた
<最終兵器・鈴木則文光臨!> 上映本数は19本・4月21日~
『トラック野郎シリーズ』と『パンツの穴』以外にこの人の作品は観たことが無いが、この特集で気になるのは『徳川セックス禁止令色情大名』と『エロ将軍と21人の愛妾』・・・・です   


CINEMAVERAシネマヴェーラ渋谷   にて



4月5日(木)02:04 | コメント(0) | 映・DVD・V&雑記 | 管理

漫画?

 ワケ合ってバッハの「平均率クラヴィーア曲集」ばかり聴いている。グレン・グールド版を主に聴いている。音楽的素養はないので暗譜するほど飽きてきたということは到底無いことだが、ちょっと・・・・。幸いリヒテル版も持っていたので交互に聴いているが同じ曲でもこうも解釈が違うものかと素人オヤジはこの年令になって思ってみるが遅すぎる。
DVDで黒澤明の「姿三四郎」と「続・姿三四郎」をまだ観ていなかったので続けて観る。世界のクロサワのデビュー作だというが当初、柔道の理想主義を貫いた求道物と思い込んでいたらすっかり裏切られた。あまりにユニークで劇画あるいは漫画チックでもあったりして面白い。極めて実直で鈍感な三四郎こと藤田進と檜垣源之助/弟 鉄心 二役を演じる月形龍之介の奇々怪々な演技には声を出して笑ってしまうほどだ。数々の名作を残したクロサワがこの感覚のまま突っ走ったらどんなだったろうという興味もある。コメディといってもおかしくないほどおかしい。国策によってカットされて捨てられてしまっている部分があって見られないのが悔しい。(続編の方は2年をおいて3本撮ったあとの作品だ。技術的に随分進歩しているという印象を受ける。別に黒澤ファンではないので細かいことはわからない。キャメラマンも替わって、UPサイズやバスト・サイズを多用している。-くどいようだが桧垣兄弟が痛快。)



9月4日(月)11:48 | コメント(0) | 映・DVD・V&雑記 | 管理

漢江へ見に行きたい

忙しい忙しいといいながら穴が開いたようにポッカリと時間の空白ができており、ここに映画鑑賞という項目を書き入れなさいと我が小学生の夏休み計画表もどきを埋めるべく映画館へ。
『グエムル漢江の怪物』・・・・・怪獣物であったりイロイロ物。怪物の発生の成り立ちやデザイン・語り口等等、どれをとっても日本的であったり日本の影響があることは明らかなのに 敵わないと思わせる力がある。公開されたばかりなので細かく書かないけれど、俳優もスタッフのレベルも高い。韓国の強い家族主義を背負って怪物に立ち向かう登場人物たちは実に魅力的だ。国の権威ある人々やその道の博士や恋人同士・戦車やロケット弾などが解決へ向けて立ち向わないところがいい。描く側の知恵や知性が響いてくる映画は見ていて心地好い。
ファンタジーだと思う。

-----------------------------
これからする仕事は気が重い。今日また仕事の依頼を断わる-辛い状況。昨日も丁重に・・・・、楽しそうな仕事ばかりを逃しているような心境になる。



9月3日(日)12:40 | コメント(2) | 映・DVD・V&雑記 | 管理

アカデミー、米の

 午前中の仕事を終えてアシスタントと交替。午後時間ができたので映画を観に渋谷へ。アシスタントの話によると『ホテル・ルワンダ』は混んでいてまだ簡単に席が獲れないということで『ブロークバック・マウンテン』を。同性愛に対して偏見がないためか、あるいはあまりにも無知なせいなのか期待したほどの<ドラマティック>はなかった。なにしろ肝心の二人に自分等を責めるほどの迷いは無い。普通に女性とも結婚し子供を儲け、昔の恋人と逢い引きを重ねる。恋人がたまたま男なだけだった。これじゃあ男と女のドラマとさほど変わりないじゃないかと思ったが、おそらく一般映画としての市民権を得るためにはそれぐらいくだけてないと理解されないのかもしれないし、キリスト教社会や1963年頃の時代も大きな意味を持っていたのだろう。『ブエノスアイレス』もそうだったが男女の恋愛に近づけないと・・・・、いやいや本来同性愛にも男と女の役割があるのだから当然といえば当然な話 ― 何もそれ以上の期待することがあってはならない。ただ純粋に愛を感じればよいのだ、ろう。ブロークバックの自然・語り口のナイーブさには嵌るほどの美しさがある。妻側の二人の苦悩と対応のあり方も面白い。また彼らがそれぞれ子供を儲けたこととバイセクシャルであるということが結果的に純粋なゲイよりも精神的に救われているということはないのだろうか?
 『クラッシュ』の作品賞は妥当だと思う。日本アカデミー賞のように決まって吉永小百合などは出てこない。緻密な構成で、刺激的だった。 雑多な人種の住むアメリカでの 人間同士の測りあう距離感と緊張感は張り詰めていてとても怖いが どこかで云いようの無い優しさが全体を包み込んでいる。
次は『ホテル・ルワンダ』が見たいが見逃しそうな気配・・・・観た知人はスゴイといっていたが、なにがスゴイかは聞いていない。



3月7日(火)00:37 | コメント(0) | 映・DVD・V&雑記 | 管理

無極

 仕事をしなくてはならないが、朝起きたら<無性に仕事に行きたくない病>が重く、考え抜いた末に行くのを止めた。「そうだ、映画にいこう!!」と思い立ち新宿へ。観たい映画は「クラッシュ」だが30分前に行ったら立ち見札が出ていてガッカリ。先日「ホテル・ルワンダ」にもふられたばかりなのに悔しい。しかし明日は仕事をしようと思うので どうしても映画を観なくてはと「PROMISE」を観る。中国4千年の歴史が生む壮大なる伝奇ロマンの中に我々日本人はなにかしら教訓を得ることができるのではないかと思う者も少なくないのではないか?(これはまったくのオリジナルらしいが)。だが観てみると鮮やかな色彩や華麗な映像は楽しめるが、ドラマは何を言いたいのかわからない。登場人物もただただ、とかく人には宿命がありそこから逃れられないあやつり人形のようで魅力が無く、展開が強引というか都合好すぎ。わかりやすいといえばやすいのか。穿った見方をすれば、無歓(謝霆鋒)は4千年の歴史が生んだ迷いの無い個人主義を持つ中国人で、光明(真田広之)は情に脆く世の無常やもののあはれに感傷的になる日本人で、雪国人・昆崙(張東健)と鬼狼(劉燁)はひたすら正直なゆえ、往々にして猪突猛進で前二者に振り回される朝鮮人で、しかしながら3(4)者3(4)様に女・傾城(張柏芝)=愛や欲望を抱くほどに それを満たすことはできず、果てしない彷徨を続けるしかない人間の性 を描いたものか?「無極」とは人間が欲望を抱える以上満たされることは無く、困難と辛苦は果てしなく終わらないというものか?登場人物は皆美しい。昆崙の四足の疾駆と無歓の華麗な身の捌きにはちょっとばかりシビれる。心情的には鬼狼が哀しく切なくて好きだ。真田広之はいつもの真田広之。 観終わって肩透かしを喰らわされたような後味の曖昧さが悔しかったので、下高井戸シネマでレイト・ショーをもう一発、「真夜中のピアニスト」を観る。足が蒸れてパンパンに腫れたが、映画は良かった ―  明日は仕事かぁ~、  もう今日だ。


2月19日(日)01:52 | コメント(0) | 映・DVD・V&雑記 | 管理


(2/3ページ)
最初 1 >2< 3 最後