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2005年11月2日を表示

ラジオシティ・ミュージックホール 奇蹟の夜

 昨日19時待ち合わせまでの時間が3時間ほどあったので下高井戸シネマで『ライトニング・イン・ア・ボトル』を観た。映画の日だった。2003年、ブルース生誕100年を記念して<イヤー・オブ・ザ・ブルース>が行なわれ、マーティン・スコセッシ製作総指揮による長編ドキュメンタリー『THE BLUES Movie Project』をはじめとしてブルースを再評価する試みがなされ、この映画は同年2月7日にニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで開催されたという一夜限りの“サルート・トゥ・ザ・ブルース”コンサートの模様を収めたドキュメンタリーだ。ステージ裏のミュージシャン達のインタビューやアメリカ黒人の辿った凄まじい歴史や今は亡き伝説的ブルースマンの映像が随所に挟み込まれていてアメリカ音楽がブルース無しには成り立たなかったことがよく解る。スコセッシの挨拶に始まり、「同朋を奪い去られ、太鼓も取り上げられた。しかし、たったひとつ、我々の<声>だけは奪えなかったー」というナレーションでアンジェリーク・キジョーというアフリカの女性シンガーの唄(アフリカ民謡だったと思うが痺れる歌声)で始まり、総勢50名を超える豪華アーティストが集結して歌い繋げ、最後にB・B・キングがトリでくくる。楽しいやら楽しいやら・・・・あまり酒の飲めない自分でも缶ビールの5・6本は抱えて観たらもっと楽しめたかもしれない。映画館には15人ほどしかいなかったから、酔っ払ってビール缶投げても・・・・いやいや、素敵で貴重なライヴ・フィルムだった。ブルースというのは女好き酒好きの 家庭や現実を顧みないダメ男の唄ばかりだが(唄う当人達もそうなのかもしれないが)、このコンサートは女性シンガー達の存在感も大きく示されていてすばらしい。確かにブルースに限らず男にしか響かないというものであっては歌として浅すぎる。家に帰ってロバート・ジョンゾンを始めとしたブルースのアルバムを数枚ひっぱり出して聴きなおし、ため息をついて寝た。
 



11月2日(水)13:45 | コメント(0) | 映画 | 管理


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